> FAIRY POWDER > プロに聞くここだけの話 > 石井忍 2011年全米オープンについて vol.2
プロに聞くここだけの話
 
 ご好評頂いております人気プロへのインタビュー。
今回のゲストは、2011年全米オープンにて、久保谷健一プロのコーチ&キャディとして出場されました
石井忍プロです。初出場ながら見事予選通過された久保谷健一を見事にサポート。
今回の ”ここだけの話”では、その全米オープンでのお話をたっぷりと語って頂きました。
(聞き手:弊社社長 水本)


AUGUST 08 .2011 |石井忍 2011年全米オープンについて vol.2

 今回は久保谷健一プロ着用ウェアの話や、全米オープン初日の模様について語って頂きました。
皆様どうぞお楽しみ下さい。


「全力でボギーを取りに行く。」


石井忍プロ---へぇ〜。ちょっと話は逸れるけど覚えてる?
僕が今までショートホールでプレッシャーがかかったのが、
タイのアマタスプリングスのショートホール。
8番だったかな。左が全部池。
グリーンの右に向かって、スプーンで逃げていくようなホール
なんだけど、あれは震えたなぁ。凄いプレッシャーだった。
あそこは僕らにはものすごいプレッシャーなんだけど、
比べ物にならない?

石井忍  いや。アマタの8番の方が難しいですよ。

---そうなの?


石井忍   100回回ったらアマタの方が難しい。グリーンが同じようなセッティングだったらですけどね・・・。
ただ、違うのは雰囲気ですよ。 練習ラウンドのとき、エッジまで160Yのところを6番で打ったら、220Yくらい
飛んじゃったんです。

---なんで?

石井忍  緊張でしょ。そんなに振らなくていいのに緊張で走っちゃって・・・。
それは奥のバンカーに入ったんだけど、奥が池だし、左は下がってるし見てられなかった。
でもうまく寄せてOKパー。 それで落ち着いて、途中で連続バーディーを取ったりしたけど、
中には全力でボギーを取りに行かないといけないホールもあるわけで・・・。

---プロが全力でボギー?



「日の丸の意識が強くなった。」


石井忍プロ石井忍  うん。ティーショット次第でね。
ティーショットでミスをして、そこから無理にパーを取りに行こうと
すると、 ダブルボギーやトリプルボギーになっちゃうんですよ。

---トッププロが必死になってボギーを狙いに行くのかぁ・・・。
では、今度はウェアの話を聞かせてくれる?
初日は石井忍プロが提案してくれたジャパンカラーで行ったよね。
トップスが白でパンツが赤。
石川遼プロも同じくジャパンカラーだった。
久保谷健一プロとは上下逆でトップスが赤、パンツが白だった。
格好良かったよ!

石井忍  そうそう。日の丸を背負ってプレー出来る機会なんて、
なかなかないですからね。あと、やっぱり震災の影響も大きかったですよ。

---というと?皆が声を掛けに来てくれたの?

石井忍  もちろん。「日本は津波大丈夫か?」とか、「家族は無事か?」っていう感じで色々と心配してくれる
んですよ。

---へぇ。。。

石井忍  向こうで紹介されるときには「from Japan!」って言われるんですよ。
だから自然と日の丸の意識が強くなりましたね。
日本にいたら日の丸を意識することなんて、なかなかないですからね。



「初日の出来は70点。」


石井忍プロ---今は国旗(日の丸)掲揚する人も少なくなってるもんね。

石井忍  向こうでは、「僕らはJapanなんだ!」っていう意識が
強くなりましたよ。

---なるほど。。。僕らももっと日本国民なんだということを意識
しなくちゃいけないよねぇ・・・。
さて、先程の話の続きになるんだけど、技術的に少し納得が
できていないっていうところからスタートして、そういう状況の
中で、初日は何点くらいの出来だったの?

石井忍  2オーバーでしたよね。僕の目には70点くらいかな。


---もうちょっと拾えたところもあった?

石井忍  うん。それもあるし・・・。折り返しの6、7番で連続バーディーが来たんですよ。
それで、次の8番が350Yくらいの結構短いコースだったんだけど、ドライバーで打ったら左のラフに入って・・・。
残り80YくらいからPSで打ったらゴロですよ。ゴロ。

---ゴロ?

石井忍  そう。20〜30Yくらいしか飛ばなくて・・・。PSですよ?それは想定外でしたね・・・。
SWで出させておけばよかったと…。

---でもPSなんでしょ?



「流れを止めてしまった・・・。」


石井忍プロ石井忍  SWだったら30〜40Yくらいは飛ばせるから、
残り40Yをフェアウェイから打てばパープレイだったかも。
結局、やっとのボギーになってしまったんでね・・・。
ラフからだと乗せるのが大変なんですよ。パーを狙ったが
ために、ボギーも危うくなったんです。
さっき言ってた「全力でボギーを取りに行く。」っていうのは、
こういう意味なんですよ。

---うんうん。なるほどね。

石井忍  そこはちょっとジャッジミスだったかなぁって思い
ましたね。
残り2ホールだったから一気に行きたかったんだけど、流れを
止めてしまった・・・。
そこを取れば最後はパー5だから。パー5っていっても630Yだけど・・・。
ティーショットか2ndのどちらかをラフに入れたらボギーっていう雰囲気のコースです。
ティーショットがラフに入って、2ndで100Yくらいしか飛ばせなかったら、3打目でもまだグリーンに届かないからね。


トッププロの久保谷健一プロでさえ、状況に応じて全力でボギーを取りに行かないといけないというのは
驚きですよね。さすがメジャー。さすが難コースの全米オープンならではのコメントでした。
vol.1 vol.2

Augurareでは、当サイトに対する皆様からのご意見、ご感想をお待ちしています。
今後のサイト運営・企画などの参考にさせて頂きます。

・こんな商品があったらいいな。
・こんなプレゼント企画をしてほしい。
・メルマガにこんなテーマを取り上げてほしい。

など、何でもお気軽にメッセージをお送り下さい。

メッセージはこちらから